Podcast配信について調べると、RSSフィードという言葉がでてきます。RSSフィードとはPodcastを複数のプラットフォームに同時配信するためのソースコードです。これがなければ、配信者はエピソードを更新するたびに各プラットフォームでアップロードしなければならなくなり、非常に手間がかかります。

RSSフィードを使用すれば音声ファイルと情報を1か所で更新するだけで、自動的に複数のプラットフォームでエピソードをアップすることが可能です。

Podcast同時配信のしくみ

配信者はRSSフィードに対応しているプラットフォームに事前に番組のページを作成しておきます。新しいエピソードを収録したら、自身のサーバーにMP3データをアップし、RSSフィードを生成します。すると事前に作成しておいた各プラットフォームの番組ページに自動で新規エピソードが更新されます。

リスナーは各プラットフォームからエピソードにアクセスすることで配信者のサーバーから音源をダウンロードや再生をしたり、Apple PodcastやGoogle Podcastsのようなアプリになっているプラットフォームを使用している場合には、アプリ上で音源を再生します。

RSSフィードが使用されているのはPodcastだけではない

このRSSフィードという仕組みが使用されているのはPodcastに限りません。ニュースのまとめサイト(例、SmartNews、Gunosy(グノシー)など)では複数のニュースサイト記事を1つのサイトにまとめていますが、これもRSSフィードの仕組みを使用しています。

同時配信の利点

Podcastを始めるならば、複数のプラットフォームで配信するべきです。なぜなら、プラットフォームによってリスナーの層が異なるからです。Apple Podcastではなかなかリスナーがつかなかったという番組でも、Spotifyでは人気が出るということがあるかもしれません。そのプラットフォームでニッチな分野であれば、ランキングにも乗りやすくなるでしょう。複数プラットフォームに同時配信できるということは、Podcastの大きな強みの1つです。多くの方に聞いてもらうために、RSSフィードを活用して同時配信を行いましょう。

まとめ

リスナー獲得数を増やす大きな手段であるRSSフィードについて紹介しました。手軽に同時配信できる仕組みであるとは言え、聞きなれない仕組みなので自分で行うには抵抗があるかもしれません。Podcast配信をご検討されている方は是非一度弊社にご相談ください。